日本旅行や一時帰国、出張、留学でeSIMを選ぶとき、「電話番号付きeSIMはいくらかかるのか」「データ専用eSIMよりどのくらい高いのか」と気になる方も多いでしょう。
電話番号付きeSIMの料金は、電話番号の種類、音声通話、SMS、データ容量、利用期間、本人確認の有無などによって異なります。
電話番号とSMSだけを利用するプラン、音声通話とデータ通信を利用できるプラン、短期間だけ使えるプリペイド型、毎月更新する月額型など、さまざまな種類があります。
また、表示価格に通話料やSMS送信料が含まれていない場合もあります。
本体価格が安くても、初期費用、通話料、追加データ、更新料を含めると、最終的な支払額が高くなることがあります。
この記事では、電話番号付きeSIMの料金目安、データ専用・SMS対応・音声通話付きプランの違い、購入前に確認したい追加料金、利用目的に合った選び方を分かりやすく解説します。

電話番号付きeSIMの料金相場
電話番号付きeSIMの料金は、短期旅行用か長期契約用かによって大きく異なります。
一般的な料金の目安は、次のとおりです。
| プランの種類 | 料金目安 | 主な機能 |
|---|---|---|
| データ専用eSIM | 数百円〜数千円 | データ通信のみ |
| 電話番号・SMS中心 | 月額1,000円前後から | 電話番号、SMS受信・送信 |
| 音声通話・少容量データ | 月額1,500〜3,500円前後 | 日本番号、通話、SMS、少容量データ |
| 音声通話・中容量データ | 月額3,000〜5,000円前後 | 通話、SMS、5〜30GB程度 |
| 短期旅行者向け番号付きプラン | 数千円〜1万円以上 | 短期利用、電話番号、通話またはSMS |
上記は料金を比較するための目安です。
実際の料金は、利用期間、データ容量、本人確認、番号の種類、通話条件によって変わります。
最新料金は、購入時に商品ページで確認してください。
データ専用eSIMが最も安い
電話番号、音声通話、SMSが不要な場合は、データ専用eSIMが比較的安くなります。
データ専用eSIMでは、次のようなサービスを利用できます。
- Googleマップ
- 乗換案内
- 翻訳アプリ
- LINE
- SNS
- メール
- 動画視聴
- テザリング
通常の電話番号を使った発信・着信やSMSは利用できませんが、LINEやWhatsAppなどのアプリ通話は利用できます。
短期の日本旅行でデータ通信が中心の場合は、日本eSIMの商品・料金プランをご確認ください。
電話番号・SMS対応プランの料金
電話番号とSMS機能を中心に利用するプランは、データ専用eSIMより料金が高くなる傾向があります。
プランによって、次の機能が含まれます。
- 日本の電話番号
- SMS受信
- SMS送信
- 少量のデータ通信
- 音声着信
ただし、電話番号が付いていても、通常の音声通話に対応していない場合があります。
SMSだけが必要な場合は、音声通話付きプランではなく、番号・SMS中心のプランを選ぶことで料金を抑えられる可能性があります。
音声通話付きeSIMの料金
音声通話対応の電話番号付きeSIMでは、日本国内の携帯電話や固定電話へ発信したり、電話を受けたりできます。
料金は主に次の要素で決まります。
- データ容量
- 無料通話の有無
- 通話料金
- SMS機能
- 契約期間
- 本人確認方法
- 日本の住所が必要か
音声通話付きプランでも、月額料金に通話料が含まれていないことがあります。
電話を多く利用する方は、月額料金だけでなく、無料通話時間や1分あたりの通話料も確認してください。

通話・SMS対応プランを比較
| 比較項目 | データ専用 | SMS対応 | 音声・SMS対応 |
|---|---|---|---|
| データ通信 | 対応 | 対応する場合あり | 対応 |
| 電話番号 | 基本的になし | あり | あり |
| 音声発信 | 非対応 | 非対応の場合あり | 対応 |
| 音声着信 | 非対応 | 商品による | 対応 |
| SMS受信 | 非対応 | 対応 | 対応する場合あり |
| SMS送信 | 非対応 | 商品による | 商品による |
| 料金 | 比較的安い | 中程度 | 比較的高い |
| 本人確認 | 不要の場合が多い | 必要な場合あり | 必要な場合あり |
短期プランと月額プランの違い
短期プラン
短期プランは、旅行や一時帰国など、決められた期間だけ利用するプランです。
利用期間は、7日、15日、30日など商品ごとに設定されています。
短期プランの特徴は次のとおりです。
- 解約手続きが不要な場合が多い
- 利用期間が終了すると自動的に使えなくなる
- 長期契約より1日あたりの料金が高い場合がある
- 電話番号を延長できない場合がある
- 旅行者向けのサポートが用意されている場合がある
月額プラン
月額プランは、留学、仕事、長期滞在などで毎月継続して利用するプランです。
短期プランより月額料金を抑えやすい一方、契約や解約の手続きが必要になる場合があります。
- 同じ電話番号を継続しやすい
- データ容量の選択肢が多い
- 通話オプションを追加できる場合がある
- 初期費用や事務手数料が必要になる場合がある
- 本人確認や住所登録が必要になる場合がある
短期と月額はどちらがお得?
| 比較項目 | 短期プラン | 月額プラン |
|---|---|---|
| おすすめの利用期間 | 数日〜1か月程度 | 数か月以上 |
| 契約手続き | 比較的簡単 | 確認項目が多い場合あり |
| 解約手続き | 不要の場合が多い | 必要になる場合あり |
| 同じ番号の継続 | 難しい場合あり | 継続しやすい |
| 1か月あたりの料金 | 比較的高い場合あり | 比較的安い場合あり |
| 本人確認 | 商品による | 必要な場合が多い |
1〜2週間程度の旅行なら短期プラン、数か月以上の留学や滞在なら月額プランを比較するとよいでしょう。
電話番号付きeSIMで必要になる主な費用
電話番号付きeSIMでは、プラン料金以外にも費用が発生する場合があります。
| 費用 | 内容 |
|---|---|
| 月額・プラン料金 | 電話番号やデータ容量を利用する基本料金 |
| 初期費用 | 契約や開通時に必要な事務手数料 |
| 音声通話料 | 電話の発信時間に応じて発生する料金 |
| SMS送信料 | SMSを送信するたびに発生する料金 |
| 追加データ料金 | データ容量を使い切った場合のチャージ料金 |
| 国際電話料金 | 海外の電話番号へ発信するときの料金 |
| 番号維持・更新料 | 同じ電話番号を継続するときの料金 |
| 再発行手数料 | eSIMを再発行するときに必要な料金 |
初期費用に注意する
月額料金が安く見えても、契約時に数千円の初期費用が必要になる場合があります。
短期間しか利用しない場合は、初期費用の割合が大きくなります。
例えば、月額料金だけではなく、次の合計金額で比較してください。
- プラン料金
- 初期費用
- 本人確認や配送に関する費用
- 予定している通話料
- SMS送信料
- 追加データ料金
電話の発信には通話料がかかる?
音声通話対応プランでも、国内発信には通話料がかかる場合があります。
通話料金には、主に次の形式があります。
- 通話時間に応じた従量課金
- 一定時間の無料通話付き
- 1回あたり一定時間まで無料
- 国内通話定額オプション
- 専用アプリ経由で割引
ホテルやレストランへ短時間だけ電話する場合は、従量課金でも負担が小さい可能性があります。
仕事や長期滞在で電話を多く使う場合は、無料通話や定額オプションのあるプランを検討しましょう。
着信料金はかかる?
日本国内で日本の電話番号を利用する場合、着信無料のプランもあります。
ただし、すべての商品で無料とは限りません。
また、日本の電話番号付きeSIMを海外で利用する場合は、海外ローミングの着信料金が発生する可能性があります。
購入前に、国内着信と海外着信の料金を分けて確認してください。
SMS受信・送信の料金
SMS受信は無料でも、SMS送信は有料になる場合があります。
また、国内SMSと国際SMSで料金が異なることがあります。
確認したい項目は次のとおりです。
- 国内SMSの受信料金
- 国内SMSの送信料金
- 国際SMSの受信可否
- 国際SMSの送信料金
- 短縮番号からのSMS受信
- 認証SMSへの対応
SMS認証コードを受け取るだけなら、SMS受信のみ対応するプランでも利用できる場合があります。
ただし、すべてのサービスで認証できることを保証するものではありません。

電話番号付きeSIMならSMS認証できる?
SMS受信対応の電話番号付きeSIMであれば、SMS認証コードを受け取れる場合があります。
しかし、SMSを受信できることと、すべてのサービスで本人認証に利用できることは同じではありません。
次のようなサービスでは、短期番号やプリペイド番号を登録できない場合があります。
- 銀行
- 証券会社
- クレジットカード
- 電子決済サービス
- 行政サービス
- 本人名義の電話番号が必要なサービス
SMS認証を目的に購入する場合は、eSIMのSMS機能だけでなく、利用予定サービス側の条件も確認してください。
料金だけでプランを選ばない
安い電話番号付きeSIMでも、必要な機能が含まれていなければ、別のプランを購入し直すことになります。
価格を比較するときは、次の機能を確認してください。
- 日本の電話番号が付与されるか
- 070・080・090番号か、050番号か
- 音声発信に対応しているか
- 音声着信に対応しているか
- SMS受信に対応しているか
- SMS送信に対応しているか
- データ通信が含まれているか
- 本人確認が必要か
- 番号を継続できるか
データ容量別の料金の選び方
| 利用スタイル | データ容量の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 電話・SMS中心 | 1〜3GB程度 | SMS、検索、地図、メッセージ |
| 一般的な旅行 | 5〜10GB程度 | 地図、SNS、写真投稿、翻訳 |
| 出張・留学 | 10〜30GB程度 | オンライン会議、SNS、動画 |
| 大量利用 | 30GB以上または無制限 | 動画、テザリング、リモートワーク |
データ容量が大きいほど料金も高くなる傾向があります。
必要以上に大容量のプランを選ばず、利用目的に合った容量を選びましょう。
通信量の目安については、データ通信量の目安をご覧ください。
利用目的別|おすすめの料金プラン
短期の日本旅行
地図、翻訳、SNS、LINEが中心なら、比較的安いデータ専用eSIMで対応できます。
ホテルや飲食店へ通常電話をかける予定がある場合だけ、短期の音声通話付きプランを検討しましょう。
一時帰国
家族や行政機関、病院などへ日本の電話番号から連絡する場合は、音声通話とSMSに対応したプランが便利です。
数週間だけ利用する場合は、初期費用を含めた総額で比較してください。
日本出張
取引先への通話、テザリング、オンライン会議を利用する場合は、音声通話と中容量データを組み合わせたプランが向いています。
留学・長期滞在
数か月以上利用する場合は、短期プリペイドより月額型の音声・データプランが安くなる可能性があります。
同じ電話番号を継続できるか、更新方法や解約条件も確認してください。
SMS認証だけ必要な場合
音声通話が不要であれば、電話番号とSMS受信を中心としたプランを選ぶことで、料金を抑えられる場合があります。
ただし、認証予定のサービスがその番号を受け付けるかを事前に確認してください。
電話番号付きeSIMの料金を比較するポイント
- 利用期間を決める
- 電話番号が本当に必要か確認する
- 音声通話の発信・着信が必要か確認する
- SMS受信・送信の必要性を確認する
- 必要なデータ容量を決める
- 月額料金と初期費用を合計する
- 通話料とSMS送信料を確認する
- 追加データや延長料金を確認する
- 本人確認の条件を確認する
- サポート内容を比較する
購入前のチェックリスト
- 表示料金は税込みか
- 初期費用が別途必要か
- 日本の電話番号が付与されるか
- 音声通話の発信・着信に対応しているか
- 通話料はいくらか
- 無料通話が含まれているか
- SMS受信・送信に対応しているか
- SMS送信料はいくらか
- データ容量と速度制限
- テザリングに対応しているか
- 本人確認が必要か
- 同じ電話番号を延長できるか
- 解約手続きが必要か

電話番号付きeSIMを安く利用する方法
電話番号が本当に必要か確認する
LINEやWhatsAppで連絡できる場合は、データ専用eSIMを選ぶことで料金を抑えられます。
データ容量を多くしすぎない
地図やメッセージが中心であれば、大容量プランが不要な場合があります。
初期費用を含めて比較する
短期利用では、月額料金より初期費用が総額に大きく影響します。
通話は短時間にする
従量課金プランでは、必要な連絡だけを通常電話で行い、長時間の会話はアプリ通話を利用すると料金を抑えやすくなります。
延長料金を事前に確認する
追加購入より延長の方が安い場合もあれば、新規プランの方が安い場合もあります。
安いプランで注意したいこと
- 電話番号が日本以外の国の番号
- 音声通話が専用アプリのみ
- SMS受信に対応していない
- SMS認証が保証されていない
- データ容量が少ない
- 一定量利用後に速度制限がある
- 本人確認や初期費用が別料金
- 日本語サポートがない
- eSIMを再発行できない
料金だけでなく、必要な機能とサポートを含めて比較しましょう。
電話番号付きeSIMの料金に関するよくある質問
電話番号付きeSIMはいくらですか?
月額1,000円前後から利用できる番号・SMS中心のプランや、数千円程度の音声・データ付きプランがあります。
利用期間、データ容量、初期費用によって総額は異なります。
データ専用eSIMより高いですか?
電話番号、音声通話、SMS機能が追加されるため、データ専用eSIMより高くなる傾向があります。
通話料は月額料金に含まれていますか?
プランによって異なります。
音声通話付きでも、発信は従量課金になる場合があります。
電話の着信にも料金がかかりますか?
日本国内での着信は無料のプランもありますが、商品条件によって異なります。
SMS受信は無料ですか?
受信無料のプランもありますが、SMS送信には料金がかかる場合があります。
SMS対応なら認証コードも必ず届きますか?
必ず届くとは限りません。
認証サービス側が短期番号やプリペイド番号を制限している場合があります。
初期費用は必要ですか?
月額型の音声プランでは、事務手数料や開通費用が必要になる場合があります。
短期プランと月額プランはどちらが安いですか?
数日から数週間なら短期プラン、数か月以上なら月額プランが安くなる可能性があります。
電話番号を延長できますか?
商品によって異なります。
延長後も同じ電話番号を維持できるか確認してください。
データを追加できますか?
追加チャージに対応するプランがあります。
追加料金と有効期限を確認してください。
電話番号付きeSIMに本人確認は必要ですか?
日本の電話番号や音声通話機能を提供するプランでは、本人確認が必要になる場合があります。
旅行だけなら電話番号付きeSIMが必要ですか?
地図、SNS、翻訳、LINEなどが中心であれば、データ専用eSIMでも対応できます。
電話番号付きプランについては、電話番号付きeSIMをご確認ください。
その他の疑問は、eSIMのよくある質問をご覧ください。
まとめ|月額料金だけでなく通話料・SMS・初期費用を比較しよう
電話番号付きeSIMの料金は、電話番号、音声通話、SMS、データ容量、利用期間によって異なります。
番号とSMSを中心に利用するプランは月額1,000円前後から、音声通話とデータ通信を利用するプランは月額数千円程度が一つの目安です。
ただし、月額料金以外に、初期費用、通話料、SMS送信料、追加データ料金が発生する場合があります。
プランを比較するときは、次の項目を確認してください。
- 日本の電話番号が付与されるか
- 音声通話の発信・着信に対応しているか
- SMS受信・送信に対応しているか
- 月額料金または短期プラン料金
- 初期費用
- 国内・国際通話料金
- SMS送信料金
- データ容量と速度制限
- 電話番号の有効期限
- 延長・更新の料金
短期の日本旅行で通常電話やSMSが不要なら、データ専用eSIMを選ぶことで料金を抑えられます。
ホテルや店舗へ電話したい方、着信を受けたい方、SMSを利用したい方は、必要な機能が明記された電話番号付きeSIMを選びましょう。
電話番号付きプランについては、電話番号付きeSIMをご覧ください。
日本旅行向けのデータ通信プランは、日本eSIMの商品・料金プランをご確認ください。
日数やデータ容量を比較したい方は、日本eSIM料金・プラン比較をご覧ください。