日本eSIMが繋がらないとき、 「一度削除して入れ直せば直る?」 「間違えてeSIMを削除してしまった」 と困る方も多いのではないでしょうか。
eSIMをスマートフォンから削除すると、その端末に保存されていたeSIMの通信情報が消去され、原則としてその回線を利用できなくなります。
さらに、旅行用eSIMのQRコードは一度だけ読み込める場合が多く、削除後に同じQRコードで再インストールできないことがあります。 そのため、通信できない場合でも、自己判断ですぐにeSIMを削除することはおすすめできません。
この記事では、日本eSIMを削除するとどうなるのか、再インストールできない理由、誤って削除した場合の対処法、削除前に確認するべき設定についてわかりやすく解説します。

日本eSIMを削除するとどうなる?
日本eSIMを端末から削除すると、そのスマートフォンに保存されていたeSIMプロファイルが消去されます。
削除後は、基本的に次の状態になります。
- 日本eSIMの回線を利用できなくなる
- モバイルデータ通信ができなくなる
- eSIMに保存された通信設定が端末から消える
- 電話番号付きeSIMの場合は通話やSMSが利用できなくなる
- 同じQRコードで再インストールできない場合がある
eSIMの削除は、回線を一時的にOFFにする操作とは異なります。
回線をOFFにしただけであれば、あとから再びONにして利用できます。 一方、eSIMを削除すると、端末に登録されていた通信契約情報そのものが消去されます。
これから日本eSIMを利用する方は、日本eSIMの商品・料金プランの商品説明や設定案内も確認しておきましょう。
eSIMをOFFにすることと削除することの違い
通信トラブルが発生したときに、「回線をOFFにする」と「eSIMを削除する」を混同しないよう注意が必要です。
| 操作 | 回線をOFFにする | eSIMを削除する |
|---|---|---|
| 端末内のeSIM情報 | 残る | 消去される |
| 再度利用する方法 | 回線をONにする | 再インストールが必要 |
| QRコード | 不要 | 再度必要になる場合がある |
| 再利用できないリスク | 低い | 高い |
一時的に通信を止めたいだけの場合は、eSIMを削除せず、設定画面から回線をOFFにしてください。
日本eSIMは削除後に再インストールできる?
再インストールできるかどうかは、購入したeSIMの発行方法や通信事業者のルールによって異なります。
一般的には、旅行用eSIMのQRコードは一度だけ利用できることが多く、最初の端末で読み込んだ時点で使用済みになります。
そのため、端末から削除したあとに同じQRコードを読み込んでも、次のようなエラーが表示される場合があります。
- このコードは無効です
- このeSIMは使用済みです
- モバイル通信プランを追加できません
- アクティベーションコードが無効です
- eSIMをアクティベートできません
一部の商品では再ダウンロードに対応している場合もありますが、購入者が自由に何度でも再インストールできるとは限りません。
削除前には、購入時のメール、設定マニュアル、eSIMのよくある質問で再インストール条件を確認してください。
なぜ同じQRコードを再利用できないの?
eSIMのQRコードには、通信プランを端末へダウンロードするためのアクティベーション情報が含まれています。
不正利用や複数端末への重複登録を防ぐため、QRコードが一度だけ有効になるよう設定されていることがあります。
最初のインストールが完了すると、そのQRコードは使用済みとして処理されます。 その後、端末側からeSIMを削除しても、QRコードの利用回数が元に戻るわけではありません。
また、QRコード自体は同じでも、通信事業者側でeSIMプロファイルの状態が「ダウンロード済み」「有効化済み」になっている場合、再度のダウンロードが拒否されることがあります。

日本eSIMが繋がらなくても削除しないほうがいい?
はい。日本eSIMが繋がらない場合でも、サポートから削除を案内されていない限り、すぐに削除しないことをおすすめします。
接続できない原因の多くは、eSIMの故障ではなく、次のような設定によるものです。
- 日本eSIMの回線がOFFになっている
- モバイルデータ通信に日本eSIMが選択されていない
- データローミングがOFFになっている
- APN設定が正しくない
- ネットワーク選択が正しくない
- 利用開始前または有効期限終了後である
- 一時的に電波が弱い場所にいる
eSIMを削除する前に、まず設定内容を確認しましょう。
詳しい確認方法は、日本eSIMが繋がらない時の対処法をご覧ください。
日本eSIMを削除する前に確認すること
1.日本eSIMの回線がONになっているか
eSIMをインストールしていても、回線自体がOFFになっているとインターネットへ接続できません。
iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」、Androidでは「設定」→「SIM」または「モバイルネットワーク」から確認してください。
2.モバイルデータ通信に日本eSIMが選択されているか
モバイルデータ通信が普段利用している主回線のままになっている場合、日本eSIMで通信できません。
データ通信用の回線として日本eSIMを選択してください。
3.データローミングがONになっているか
旅行用日本eSIMの多くは、日本国内のネットワークへ接続するためにデータローミングをONにする必要があります。
日本eSIM側のデータローミングをONにし、普段の主回線側はOFFにしておくと安心です。
4.APN設定を確認する
一部のAndroid端末やeSIM商品では、APNの手動設定が必要です。
購入後に案内されたAPN情報と端末の設定が一致しているか確認してください。 正常に通信できていた場合は、APNをむやみに変更しないようにしましょう。
5.機内モードをON・OFFする
機内モードを一度ONにし、10秒ほど待ってからOFFにすると、通信ネットワークへ再接続される場合があります。
6.スマートフォンを再起動する
eSIM追加後や設定変更後は、端末を再起動することで通信設定が正しく反映される場合があります。
7.ネットワーク選択を確認する
通常はネットワーク選択を「自動」に設定します。
購入元から特定の通信会社を手動で選択するよう案内されている場合は、その指示に従ってください。
8.利用開始条件を確認する
日本eSIMによって、利用開始のタイミングは異なります。
- 日本の対応ネットワークへ初めて接続した時点
- 指定した利用開始日
- eSIMをインストールした時点
- 購入から一定期間経過した時点
利用開始前や有効期限終了後は通信できないため、購入後の案内を確認してください。
基本的なeSIM設定については、eSIMの設定方法も参考にしてください。

間違えて日本eSIMを削除した場合の対処法
日本eSIMを誤って削除してしまった場合は、何度も同じQRコードを読み込まず、次の順番で対応してください。
1.購入時のメールを確認する
まず、購入後に届いたメールや設定案内を確認します。
次のような情報が記載されていないか探してください。
- 再インストール方法
- QRコードの利用回数
- 手動インストールコード
- SM-DP+アドレス
- アクティベーションコード
- サポートへの連絡方法
2.端末にeSIMが残っていないか確認する
削除したと思っていても、別の名称でeSIMが端末内に残っている場合があります。
「旅行」「副回線」「モバイルデータ」「Personal」「Business」など、設定時につけた回線名も確認してください。
3.同じQRコードを一度だけ確認する
購入元の案内に再読み込み可能と記載されている場合は、安定したWi-Fi環境でQRコードを読み込んでください。
ただし、何度も繰り返し読み込むと、エラーの原因確認が難しくなる場合があります。 再利用できない表示が出た場合は、それ以上操作せずサポートへ連絡しましょう。
4.購入元のサポートへ連絡する
QRコードを再利用できない場合は、購入元のサポートへ状況を伝えます。
通信事業者側でeSIMの再発行やリセットが可能な場合がありますが、必ず対応してもらえるとは限りません。
問い合わせ前に、次の情報を準備すると確認がスムーズです。
- 注文番号
- 購入者名またはメールアドレス
- 利用予定日
- 使用しているスマートフォンの機種名
- eSIMを削除した日時
- 表示されたエラーメッセージ
- QRコードを最初に読み込んだ端末
- 現在利用している国や地域
問い合わせ方法については、日本eSIMの設定・サポート情報をご確認ください。
eSIMを再インストールできない場合の主な原因
QRコードがすでに使用済み
最も多い原因は、QRコードが一度目のインストールで使用済みになっていることです。
端末から削除しても、通信事業者側の使用履歴はリセットされません。
別の端末にインストール済み
eSIMが別のスマートフォンへすでに登録されている場合、新しい端末へ同じQRコードを使って追加できないことがあります。
インストール可能期間が終了している
eSIMによっては、購入後または発行後から一定期間以内にインストールする必要があります。
有効期限を過ぎると、未使用でもQRコードが無効になる場合があります。
利用期間が終了している
すでにプランの利用期間が終了している場合、再インストールしても通信できません。
Wi-Fi環境が不安定
eSIMのダウンロードにはインターネット接続が必要です。 不安定な公共Wi-Fiなどを利用していると、ダウンロード途中でエラーになることがあります。
端末がeSIMに対応していない
同じ機種名でも、販売国やモデル番号によってeSIMに対応していない場合があります。
利用予定の機種は、eSIM対応端末一覧で確認してください。
端末にSIMロックがかかっている
通信会社によるSIMロックが解除されていない場合、他社のeSIMを追加できないことがあります。
端末内のeSIM登録数が上限に達している
スマートフォンには複数のeSIMを保存できますが、保存できる件数には上限があります。
ただし、別のeSIMを削除する場合も、再インストールできるか確認してから操作してください。
機種変更時は日本eSIMを移行できる?
機種変更時にeSIMを新しいスマートフォンへ移行できるかどうかは、eSIM商品や通信事業者によって異なります。
iPhoneやAndroidにはeSIM転送機能がありますが、すべての旅行用eSIMが転送に対応しているわけではありません。
旅行用eSIMでは、最初にインストールした端末だけで利用できる場合があります。 そのため、古い端末からeSIMを削除してから新しい端末へ追加しようとすると、再インストールできない可能性があります。
機種変更を予定している場合は、次の順番で確認してください。
- 購入元へeSIM転送の可否を確認する
- 新しい端末がeSIMに対応しているか確認する
- 転送または再発行の手続きを確認する
- 新しい端末で通信できることを確認する
- 最後に古い端末のeSIMを削除する
新しい端末での設定が完了する前に、古い端末からeSIMを削除しないようにしましょう。

旅行が終わったら日本eSIMを削除してもいい?
日本旅行が終了し、今後そのeSIMを利用しないことが確定している場合は、端末から削除しても問題ありません。
ただし、帰国直後は次のような理由で通信が必要になることがあります。
- 空港や乗継地でインターネットを利用する
- 旅行中の予約情報を確認する
- 忘れ物について日本の施設へ連絡する
- 航空便の変更情報を確認する
- 購入元のサポートへ問い合わせる
必要な確認がすべて終わってから削除すると安心です。
また、利用期間が残っているeSIMを削除しても、通常は未使用分のデータ容量や残り日数が返金されるわけではありません。
日本eSIMを安全に削除する方法
日本eSIMが不要になり、再利用しないことを確認できたら、端末の設定画面から削除します。
iPhoneでeSIMを削除する方法
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 削除する日本eSIMを選択する
- 「eSIMを削除」または「モバイル通信プランを削除」を選択する
- 表示内容を確認して削除する
AndroidでeSIMを削除する方法
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」を選択する
- 「SIM」または「SIMマネージャー」を選択する
- 削除する日本eSIMを選択する
- 「SIMを消去」「eSIMを削除」などを選択する
- 表示内容を確認して削除する
AndroidはメーカーやOSによって項目名が異なります。 削除対象が普段利用している主回線ではないことを必ず確認してください。
日本eSIMの削除・再インストールに関するよくある質問
eSIMを削除したら料金も自動で解約されますか?
端末からeSIMを削除する操作と、契約や料金プランの解約は別です。
短期旅行用のプリペイドeSIMでは自動更新がない場合が多いですが、継続課金型の商品では削除しても契約が続く可能性があります。 購入時の契約条件を確認してください。
削除したeSIMを元に戻せますか?
端末の操作だけで元に戻すことはできません。
同じQRコードで再インストールできるか、購入元による再発行が必要です。 商品によっては再発行できない場合もあります。
同じQRコードを別のスマートフォンで使えますか?
基本的には、一度インストールしたQRコードを別の端末で再利用することはできません。
端末変更に対応しているかどうかは、購入元へ事前に確認してください。
eSIMを削除してもデータ容量は残りますか?
通信事業者側では残っている場合がありますが、再インストールできなければ利用できません。
また、削除している間もプランの有効期間が進む場合があります。
再インストールにはWi-Fiが必要ですか?
はい。eSIMプロファイルをダウンロードするため、安定したWi-Fiまたは別回線のインターネット接続が必要です。
ネットワーク設定のリセットでeSIMも削除されますか?
端末やOSによって動作が異なります。 通常のネットワーク設定リセットではeSIMが残る場合もありますが、初期化の操作内容によってはeSIMを削除する選択肢が表示されます。
リセット前に、画面の注意書きを確認してください。
サポートへ連絡する前にeSIMを削除してもいいですか?
おすすめできません。 サポート側で設定状況を確認できなくなり、同じQRコードを再利用できなくなる可能性があります。
その他の疑問については、eSIMのよくある質問をご確認ください。
まとめ|日本eSIMは再利用できるか確認してから削除しよう
日本eSIMを削除すると、その端末に保存されていたeSIMプロファイルが消去され、通信できなくなります。
旅行用eSIMのQRコードは一度だけ利用できる場合が多いため、削除後に同じQRコードで再インストールできるとは限りません。
削除前には、次のポイントを確認しましょう。
- 一時的に停止したい場合は削除せず回線をOFFにする
- モバイルデータ通信やデータローミングを確認する
- APNやネットワーク設定を確認する
- 機内モードと再起動を試す
- QRコードを再利用できるか確認する
- サポートの案内前に削除しない
- 機種変更時は新端末での設定完了後に削除する
日本eSIMが繋がらない場合は、削除する前に日本eSIMが繋がらない時の対処法をご確認ください。
日本eSIMの選び方、設定方法、利用時の注意点をまとめて確認したい方は、日本eSIM完全ガイドも参考にしてください。
これから日本旅行用のeSIMを準備する方は、日本eSIMの商品・料金プランから、滞在日数やデータ容量に合ったプランを確認できます。