海外旅行でeSIMを使うとき、「現地の電話番号は必要?」「データ専用eSIMだけで大丈夫?」と迷う方も多いと思います。
Googleマップ、翻訳アプリ、SNS、LINEやWhatsAppなどを使うだけであれば、基本的にはデータ専用eSIMで問題ありません。
一方、ホテルやレストランへ電話したい場合や、SMSを受信したい場合は、電話番号付きeSIMや普段使っているSIMが必要になることがあります。

海外旅行で電話番号は必要?
短期間の観光旅行であれば、現地の電話番号がなくても困らないケースが多いです。
インターネットに接続できれば、次のようなことができます。
- Googleマップを使う
- 電車やバスを調べる
- 翻訳アプリを使う
- ホテルや航空券の予約を確認する
- LINEやWhatsAppで連絡する
- SNSやメールを利用する
これらはデータ通信だけで利用できるため、データ専用eSIMで十分です。
ただし、次のような場合は電話番号が必要になることがあります。
- ホテルやレストランへ直接電話する
- 現地の病院や交通機関へ電話する
- SMS認証を受ける
- 店舗や配送会社から電話を受ける
- 現地の連絡先として電話番号を登録する
データ専用eSIMと電話番号付きeSIMの違い
| 機能 | データ専用eSIM | 電話番号付きeSIM |
|---|---|---|
| インターネット | 利用可能 | 利用可能 |
| 電話番号 | 基本的になし | あり |
| 通常電話 | 利用不可 | プランによる |
| SMS | 利用不可 | プランによる |
| LINE・WhatsApp | 利用可能 | 利用可能 |
電話番号付きeSIMでも、必ず音声通話やSMSが使えるとは限りません。
購入前に、通話・SMSの対応状況を確認してください。
電話番号付きプランについては、電話番号付きeSIMをご確認ください。

データ専用eSIMでも電話はできる?
携帯電話回線を使った通常の電話はできませんが、インターネット通話は利用できます。
- LINE
- FaceTime
- Messenger
- Zoom
- Google Meet
家族や友人との連絡が中心であれば、データ専用eSIMでも十分な場合が多いです。
ただし、ホテルや店舗の一般電話へ直接かける場合は、通常電話に対応した回線が必要です。
SMSを受信したい場合
海外でSMSを受信する方法は主に2つあります。
1. 電話番号付きeSIMを利用する
SMS受信に対応した電話番号付きeSIMであれば、その番号でSMSを受け取ることができます。
ただし、電話番号が付いていてもSMS非対応の商品があります。
2. 普段のSIMを残しておく
デュアルSIM対応のスマートフォンであれば、普段使っているSIMをSMS用として残し、旅行用eSIMをデータ通信に利用できます。
普段の電話番号で銀行やクレジットカードなどの認証コードを受け取りたい場合は、この方法が便利です。

電話番号付きeSIMならSMS認証できる?
SMS受信に対応していれば、認証コードを受け取れる場合があります。
ただし、すべてのサービスで利用できるわけではありません。
銀行やクレジットカードなどでは、短期利用の番号やプリペイド番号を認証に利用できない場合があります。
重要なサービスでは、普段使っている電話番号を利用する方が安心です。
普段のSIMと旅行用eSIMを一緒に使う場合
普段のSIMでSMSを受信しながら、旅行用eSIMでインターネットを利用する場合は、次のように設定します。
| 設定 | 普段のSIM | 旅行用eSIM |
|---|---|---|
| 回線 | ON | ON |
| モバイルデータ | 使用しない | 使用する |
| データローミング | OFF | プラン案内に従う |
また、データ回線の自動切り替え機能がある場合はOFFにしておくと安心です。
普段のSIMをONにしていると高額請求になる?
SIMをONにしているだけで、必ず高額請求になるわけではありません。
ただし、次の操作では料金が発生する可能性があります。
- 普段のSIMでデータ通信をする
- データローミングをONにする
- 海外から電話をかける
- 海外で電話を受ける
- SMSを送信する
料金は通信会社によって異なるため、出発前に海外利用料金を確認してください。
電話番号付きeSIMがおすすめの人
- ホテルや店舗へ通常電話をかけたい方
- 現地の電話番号を使いたい方
- SMSを受信したい方
- 長期滞在や留学をする方
- 仕事で通常電話を利用する方
データ専用eSIMがおすすめの人
- 短期旅行の方
- GoogleマップやSNSが主な用途の方
- LINEやWhatsAppで連絡できる方
- 現地の電話番号を必要としない方
- 料金をできるだけ抑えたい方
eSIMを購入する前に確認すること
電話番号付きeSIMの場合は、次の点を確認してください。
- 電話番号が付与されるか
- 音声通話ができるか
- SMSを受信・送信できるか
- 電話番号の有効期限
- 通話やSMSに追加料金がかかるか
データ専用eSIMの場合は、次の点を確認してください。
- スマートフォンがeSIMに対応しているか
- 旅行日数に合った有効期間か
- 必要なデータ容量があるか
- テザリングに対応しているか
- 利用する国や地域に対応しているか
対応端末は、eSIM対応端末一覧から確認できます。
eSIMはいつ設定する?
基本的には、出発前の安定したWi-Fi環境でeSIMをインストールしておくと安心です。
ただし、商品によってはインストールした時点から利用期間が始まる場合があります。
購入した商品の利用開始条件を確認してから設定してください。
詳しい設定方法は、eSIM設定ガイドをご覧ください。

旅行先に到着したら
- 旅行用eSIMをONにする
- モバイルデータ通信に旅行用eSIMを設定する
- 必要に応じて旅行用eSIMのデータローミングをONにする
- 普段のSIMのデータローミングをOFFにする
- データ回線の自動切り替えをOFFにする
設定後はWi-Fiを一度OFFにして、モバイルデータ通信が利用できるか確認しましょう。
通話やSMSが使えないとき
次の項目を確認してください。
- 購入したプランが通話・SMSに対応しているか
- eSIMの回線がONになっているか
- 現地のネットワークに接続されているか
- 利用開始日になっているか
- 端末を再起動する
問題がある場合でも、eSIMをすぐに削除しないでください。
商品によってはQRコードを再利用できず、一度削除すると再設定できない場合があります。
接続に問題がある場合は、日本eSIMが繋がらない時の対処法をご確認ください。
電話番号付きeSIMを使うときの注意点
- 電話番号の有効期限を確認する
- 銀行など重要なアカウントに短期番号を登録しない
- 通話料金を確認する
- SMS送信料金を確認する
- 緊急電話に対応しているか確認する
短期プランの場合、利用終了後に電話番号が使えなくなることがあります。
よくある質問
海外旅行では現地の電話番号が必ず必要ですか?
いいえ。地図、SNS、翻訳、LINEやWhatsAppが中心であれば、データ専用eSIMでも十分です。
データ専用eSIMでも電話できますか?
通常電話はできませんが、LINE、WhatsApp、FaceTimeなどを使ったインターネット通話は利用できます。
データ専用eSIMでSMSを受信できますか?
基本的にはできません。SMSが必要な場合は、普段のSIMまたはSMS対応の電話番号付きeSIMを利用してください。
電話番号付きeSIMなら必ず電話やSMSが使えますか?
必ず使えるわけではありません。購入前に通話とSMSの対応状況を確認してください。
普段の電話番号を海外でも使えますか?
契約している通信会社が海外ローミングに対応していれば利用できる場合があります。
eSIMを削除しても大丈夫ですか?
接続できない場合でも、すぐに削除しないでください。再インストールできない場合があります。
まとめ
海外旅行では、必ずしも現地の電話番号が必要なわけではありません。
Googleマップ、SNS、翻訳、LINEやWhatsAppなどが中心であれば、データ専用eSIMで十分な場合が多いです。
一方、通常電話を利用したい場合やSMSを受信したい場合は、電話番号付きeSIMを検討してください。
普段の電話番号でSMSを受信したい場合は、普段のSIMを残し、旅行用eSIMをデータ通信用として使い分ける方法もあります。
自分の旅行中の使い方に合わせて、必要な機能が付いているeSIMを選びましょう。